生後1ヶ月の赤ちゃんと一緒!里帰り出産先から自宅に帰るまで 公共交通機関(バス・飛行機)とタクシー乗り継ぎ体験レポート【その2】

前回からの続きです。

今回は小松空港から羽田空港間のフライトについて。事前に準備したものや、利用したサービス、機内での様子をご紹介します。

スポンサードリンク

小松空港から羽田空港まで(飛行機利用)

今回の帰宅の一番の山場となる飛行機移動。小松空港から羽田空港までは約1時間のフライトです。

たかが1時間されど1時間。赤ちゃんが泣きだときに感じる時間の進まなさは異常です。できるだけ機内で泣かずに済むよう、次のような対策をとっていました。

飛行機内で赤ちゃんが泣かないための対策

1.飛行機に乗っている時間とミルク or お昼寝時間をぶつける

当時はまだ生後1ヶ月でお昼寝のリズムもいまいちついていない時期だったのですが、育児日記をチェックすると、よくミルクを飲む時間と寝る時間があったので、その時間を飛行機のフライト時間にぶつけました。

2.機内でミルクを飲ませる or おしゃぶりをする

飛行機が高度を下げ始めると、耳が痛くなったりして泣いちゃう赤ちゃんもいると聞いたので、耳抜き対策として、機内でミルクをあげるようにしました。もし、ミルクを飲む時間がズレた場合は、おしゃぶりでも耳抜きできるので、おしゃぶりもあわせて用意しました。

3.おくるみを持参する

おくるみに包まれていると寝てくれる確率が高く、寝なくても落ち着いてくれることが多かったので、おくるみを機内に持ち込みました。移動したのが12月だったので、寒さ対策でもあります。

4.ビニールをポケットにしのばせておく

泣いてしまったときに、早く泣き止んでもらうためのグッズです。本当は泣く子もケロリを持参したかったのですが、音が鳴るので、周りの迷惑んいなると思ってビニールに(ビニールも音はしますが、周囲の音に紛れるかなと思って。汗)。

ビニール以外に、玩具も持参しようと思ったのですが、この時期のおもちゃは音が鳴るものがほとんどだったので飛行機内で使えそうになく・・・。音が鳴らないおもちゃを慣れ親しむようにしておけばよかったなぁと思いました。

赤ちゃん連れはどの席を予約するのがベストなのか問題

飛行機のチケットを購入するとき、どの席を指定すればいいか悩みますよね。特に赤ちゃん連れの場合は、どうやって選べばいいのか迷います。知り合いの現役CAさんに聞いてみたところ、次のように教えてくれました。

・座席は通路側のほうが何かと便利。
・泣いてしまった場合、飛行機の前後に少し広くなってるスペースがあるので、そこで立ってあやしていても大丈夫(ベルト着用サインオフの場合のみですが)。

これを踏まえると、「飛行機の前後の少し広いスペースの近く」で「通路側」が良いということに。加えて、機内でオムツ交換する可能性があるなら、「オムツ交換台つき化粧室の近く」ならさらに良し。

オムツ交換台つき化粧室の場所は飛行機の機種ごとに違いますが、これら3つのポイントに当てはまる座席を探せばいいわけですね。

しかし、バジネット(ベビーベッド)も気になる・・・

先に挙げた3つのポイントに当てはまるのは、機内の後ろの席だったのですが、もうひとつ気になることがありました。

それは「バジネット」の存在。バジネットは、機内で利用できる取り付け式のベビーベットです。使える座席は限られますが、事前に予約をすれば利用できます。(ANAの場合、出発48時間前の電話予約が必要で、使用料は無料です。)

バシネット利用は、飛行機内で赤ちゃんを寝かせてあげられるということ以外にも、その席を利用すると、万が一のとき、大人のとは別に、赤ちゃん用の酸素マスクが出てくるというメリットがあります。

普通の座席だと、子どもを膝に乗せて搭乗していた場合、出てくる酸素マスクは一つで、大人と子どもで交互に使うことが推奨。飛行機で墜落するなんて、確率的にみてもそうそう起こるものではないですが、初産でナイーブになっていたことと、飛行機に乗る機会が少なく、もしもの時に1つの酸素マスクを赤ちゃんと共有するという芸当ができない自信しかなかったので、(精神的な)安心優先でバシネットが利用できる席を予約しました。

バシネットには向き・不向きがある・・・

バシネット席は、各クラスの一番前の席であることが多く、足もとが広く使える席が多いです。赤ちゃん連れの移動は自然と荷物が多くなりますし、フライト中もあれこれやる事があるので、スペースを広く使えるのは快適でした。

しかし、各クラスの一番前の席ということは、一つ上のクラスの真後ろということに。今回の飛行機のバシネット席は、ビジネスクラスの真後ろでした。つまり、周りはビジネスマンだらけ。威圧感がすごい。ここで泣かれようものなら、気まずさ・いたたまれなさがヤバい。豆腐メンタルな管理人は、座席についてから心の中で「ヒーッ!」と叫びました。

スポンサードリンク

また、バシネットが使えるのは、飛行機が離陸して、シートベルトサインが消灯してから。離陸前後は使えないのです。加えて、乱気流などで飛行機が揺れる場合も使えません。

「飛行機に乗ったら、すぐに赤ちゃんをバシネットに寝かせられる!」と思っていましたが、全然違いました。

今回の小松-成田間のフライトで、バシネットが使える時間は10分程度。バシネットを予約していましたが、バシネット設置前にCAさんが「本当に利用しますか?」と聞いてきたので、利用を断念しました。。。

なので、個人的にはバシネット(ベビーベット)に関しては、海外旅行などの長時間のフライトなら別ですが、短時間のフライトなら本当に短い時間しか使えないことが多いので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

機内のオムツ交換について

知り合いのCAさん情報で、「機内にも赤ちゃん用のおむつ替えシートがトイレについているんだけど、狭いし安全ベルトもなくて危ないのでおむつ交換はなるべくなら空港でした方が良い」と聞いていたため、空港内でオムツ交換を済ませて、機内での移動はしませんでした(フライト時間も1時間程度だったので)

また、CAさんいわく「機内でママがトイレに行きたいときはCAに声をかけてくれれば子供を見ててくれます。」との話。こちらはANAの公式サイトにも書かれているので、必要な時はぜひ利用しましょう。

>>【ANA公式サイト】知っていると安心!ベビー&キッズの飛行機旅10のポイント

ミルクの用意について

事前にCAさんから「機内でもミルクは作ってくれます。」と聞いていたし、公式サイトにも同様に書かれていたので、搭乗してすぐにお願いしようとしましたが、CAさん達がすごく忙しく動いていて、声をかけられる雰囲気ではありませんでした。とはいっても、ミルクがないとどうしようもなかったので、申し訳ないと思いつつも、勇気を振り絞ってお願いしました。

そして、お願いできたものの、ミルクがなかなかやってこない・・・

離陸後しばらくして、ようやくミルクがきました。しかし、慌てて作っていたためか、哺乳瓶のふたはキチンと閉まっておらず、ミルクも熱い状態。固形ミルクを多めに渡していたのですが、余った分は行方不明に(着陸直前に戻ってきました)。「これ、本当に飲ませて大丈夫かな・・・?」と少し不安になりました。

サービスはあるものの、CAさんは通常業務で手一杯のようなので、ミルク用意はあまり期待せずに、自分で作れるように準備しておく方が良かったかもしれません。

当時は粉ミルクのみでしたが、今は液体ミルクもあるので、それを持ち込めれば当日ワタワタしなくて済みそうです。

実際の機内での様子

機内ではおしゃぶり or ミルクで常に何か口にくわえている状態になっていました。そのおかげか泣くこともなく、静かにしてくれていました。うちの子は抱っこゆらゆらじゃないと寝ないタイプだったのですが、この時は奇跡的におしゃぶりをしながらねんね!泣き出してハラハラしてしまうということはありませんでした。

平穏無事にフライトを済ますことはできましたが、「いつ泣き出さないか」という意味でハラハラしていたので、いずれにせよメンタルは大分削られていました(笑)。前述のとおり、バシネットは使えなかったので、終始腕に抱っこ。寝てからも、いつ起きだしたりしないかハラハラしていたので、体を動かすこともできず、ずっと腕がプルプルしていました。抱っこ紐は本当に使えるようにしておいた方がよいです。あと、「泣いても仕方がないっか!」くらいのメンタルでいないと無駄にメンタル削られるので、気持ちの持ちようは大切です

その3(羽田空港内&キッズタクシー利用)に続きます。

スポンサードリンク

コメントを残す