2017年12月、里帰り出産先である福井県の実家から東京都の自宅まで、生後1ヶ月になる息子を連れて、バスと飛行機、キッズタクシーを乗り継いで帰ってきました。
所要時間は約7時間。バスと飛行機という公共交通機関を利用しての帰宅で、精神的にはハラハラしっぱなしでしたが、大きな問題もなく帰ってくることができました。その時のことを体験レポートにして時系列でご紹介します。
このページの目次
実家から福井駅まで(車利用)
実家から福井駅までは、親戚の車に乗せていってもらいました。所要時間は数十分ほど。
生後1か月の息子はチャイルドシートに戸惑った様子をみせたものの、車が発進したあとは、大人しくしていてくれました。ここまでは特に問題なし。
福井駅から小松空港まで(バス利用)
福井駅から小松空港までは直通バスを利用しました。ここでの所要時間は1時間ほど。
バスにはチャイルドシートがないので、乗車中は大人が抱っこして膝の上に乗せることになります。まだ首が座っていないので、横抱きの状態。ずっと抱いていると腕がプルプルしてきます。抱っこ紐があると便利な場面でしたが、この時は抱っこ紐が使えない状態で・・・
事前に「抱っこ紐で抱っこできるか」の確認を行っておいた方がよいという話
私の場合は、抱っこ紐の用意があったものの、前々日になって、抱っこ紐がうまく使えないことが発覚。里帰り出産中から、帰宅にいたる今まで、息子を抱っこ紐に入れて抱っこする機会がなかったんです。
私が持っていたのはエルゴの抱っこ紐で、新生児(生後4か月くらいまで)は、中にインサートを入れて抱っこするタイプのものでした。抱っこ紐の付け方解説動画をみると、どの動画を見てもすんなり抱っこする様子できていたので、「簡単にできるものだ」と思い込んでいました。
しかし、抱っこ紐初心者の場合、すんなりなんていきません。 コツを掴めればカンタンですが、そのコツを掴むまでが・・・。
新生児用インサートの多くは、手足をインサートの中にしまうようになっていますが、 新生児は常に手足をバタバタさせているので、うまく納まったと思ってもすぐインサートから手足がでてしまいます。 なんとか納めて抱っこしても、インサート内の足がお腹に直撃・・・うちの息子は蹴る力が強かったので、常にお腹を殴打された状態で移動は困難でした。結局、帰る道のりでは抱っこ紐は使わず、腕で抱っこすることに。
初産などで抱っこ紐をまだ使っていないママさんパパさん、一回目ですんなり使えることが少ないので、抱っこ紐を使ってお出かけするときは、前もって予行練習しておくと良いと思います。動画などでやり方を見てみると、すんなりできそうな感じなので油断していました。いざやってみると思うようにいかないんです。
小松空港に到着、授乳&オムツ交換をする
直行バスで小松空港に着いてから、搭乗手続きの合間に授乳とオムツ交換をしました。小松空港には10時頃に到着し、10時30分発の飛行機に乗ります。滞在時間は約30分。航空会社はANAを利用しました。
空港内の貸し出しベビーカーについて(ANA利用の場合)
小松空港には搭乗口まで利用できる貸し出し用ベビーカーがあります。空港内に常設されているベビーカーのほかに、航空会社に事前にお願いしておくとそれとは別のベビーカーを用意してもらえます。
小松空港で利用したANA専用のベビーカー。空港内に常設されているものとは異なるデザインでした。アップリカ製のちょっと良い感じのベビーカーでした。
羽田空港でもベビーカーを使いたい場合は、出発空港(小松空港)で係員さんに伝えると手配してくれます。
到着後にベビーカーの利用をご希望のお客様は、ご搭乗当日出発空港にて係員へお知らせください。
小さなお子様連れのお客様へ|ANA
飛行機を降りたあと、ボーディング・ブリッジからフロアまでは結構歩くことになるので、ベビーカーを用意してもらえるように、出発空港でお願いしておくと便利です。(航空会社によってサービス内容が変わってくるので、事前に利用航空会社のホームページをチェックしてくださいね。)
小松空港の授乳室&オムツ交換
小松空港の授乳室とオムツ交換は、 国内線旅客ターミナルビル2階の書店の奥・メンバーズラウンジの前にあります。手荷物検査を通過する前、エスカレーター登って向かって右手奥に授乳室がみえてきます。
授乳とオムツ交換は同じ部屋でできます。中の様子を事前に知りたいなら、こちらのページに写真が載っているので参考までに。
小松空港の授乳&オムツ交換スペースはわりとこじんまりしていて、 2~3組入ったら、それだけでいっぱいになりそうな大きさでした。とはいえ、今回利用した時は、他に誰もいなかったので貸し切り状態。使う人も少なそうな雰囲気だったので、のびのびと使うことができました。
ここでの授乳は、機内でミルクを飲んでもらいたかったということもあり(後述)、赤ちゃんが空腹で泣きださない程度におさえるようにしました。
事前改札サービス
ANAには事前改札サービスがあります。これは、2歳以下の小さな子ども連れのときに、早めに搭乗できるサービスです。先に搭乗できれば、周囲を気にせず、機内で落ち着いて荷物の整理などができるメリットがあります。サービスを利用するには、搭乗口に早めに行かないといけないですがぜひ。
長くなったので、一旦切ります。
その2(小松空港から羽田空港まで(飛行機搭乗編))に続きます。