一心泣き相撲体験レポ!当日の流れや衣装、記念品などまとめて紹介

8月に石神井氷川神社で行われた「一心泣き相撲 石神井場所」に行ってきました。
そのときの様子を体験レポートとして時系列でご紹介てゆきます。

一心泣き相撲とは

泣き相撲は赤ちゃんの健康と成長を祈願する、400年以上の歴史がある日本の伝統行事です。
全国各地で行われている赤ちゃんイベントの1つで、主に神社・神宮でやっていることが多いです。

今回私が参加したのは「一心泣き相撲事務局」と言うところが主催している泣き相撲です。
関東を中心に多くの神社と協力し、各地で泣き相撲が開催されています。

泣き相撲 当日の様子

受付~準備

泣き相撲に申込をすると、事前にチケットが郵送されてくるのでそれを当日受付に持っていきます。

受付が完了したら、境内にある更衣室でカブトと化粧回しに着替えます。

受付に置かれていた、キューピー人形による泣き相撲の衣装イメージ。
オムツ一丁になって、カブトと化粧まわしをつけます。

カブトは手作りで、額の部分に四股名が入っています。
(四股名は両面テープで貼り付けます。)
こちらはイベント終了後に持ち帰ってもOK

更衣室には、化粧回しがズラッと並んでいるので、好きなものを選びます。
さまざまなデザインの化粧回しがあって、どれにしようか迷います。
龍や虎などのザ・和柄からイチゴ柄などポップなものまで幅広いです。

ご祈祷

着替えが終わったら更衣室を出て、ご祈祷の場所へ向かいます。
時間になるとご祈祷が始まります。

赤ちゃんが多いので、泣いていたり、あちこち歩こうとしていたり、床に寝そべったり等、ご祈祷中はなかなかカオスな状態でした。
ご祈祷場所の周囲からなら、写真撮影OKになっていました。

取組(泣き相撲本番)

ご祈祷が終わったらいよいよ取組です。
取組の順番は、取り組み直前の受付順で決まります。

取組は1対1で、力士さんに抱っこされて土俵に上がります。
土俵に上がる前、力士さんとのツーショット写真が撮れました。

取組が始まると、力士さん行司さん総出で「ばあ」と赤ちゃんを泣かせようと奮闘します(笑)

大体の赤ちゃんはそれで大泣きをするのですが、うちの子は緊張していたのか、全く泣かなくって、終始無表情でした。。。

いつも知らない人に抱っこされると泣き出してしまうことが多いので、てっきり泣くと思ったのですが;
それよりも 緊張が勝ってしまったようです。

泣き相撲は赤ちゃんの泣き声を競う競技といわれています、勝ち負けの勝敗はつけないようになっています。
取組が終わったら、行司さんが「緑児泣きたるは万歳楽!」と健康と成長の祈願をします。

取組の時間はだいたい2分くらいです。

四股踏み

取組が終わったら、場所を移動して、四股踏みを行います。

四股踏みは、まだ定着していない赤ちゃんの魂をその体にしっかりと定着させるための神前行事です。
四股を踏むことで健康に丈夫に育つようにという祈りに由来しています。

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こちらにも行司さんと力士さんがいます。
行司さんの案内のもと、力士さんが赤ちゃんを抱っこして四股踏みをしてくれます。

力士さんになされるがままの息子。
相変わらずの無表情ですが、力士さんに高々と持ち上げられて、心なしかテンション上がった雰囲気を出していました。

背伸び太鼓

赤ちゃんに太鼓の上に乗ってもらいドンドドンと叩く背伸び太鼓です 。
太鼓を叩いてどんどん どんどん大きくなるようにという祈願です。

ここは案内とかは特になく、時間があるときに自由に写真などを撮るという感じになっていました。
息子は太鼓が叩けないので、とりあえず太鼓の上に座ってもらって写真撮影です。

記念手形

最後に記念手形を取ります。
四股名が書かれた紙の上に手形を押します。

手形は記念品として持ち帰りができます。
ちなみに、手形で使っていたスタンプは我が家で使っているやつと同じでした(笑)

手形を取り終わったら、イベントは終了です。
更衣室に戻って着替えをします。

イベントの所要時間

全体の所要時間は大体1時間位です。
今回参加したのが8月で暑い時期だったので、サクサク進んで助かりました。

終わった後は、境内を散策したり、他の子の取り組みを見たりと自由に過ごすことができます。

泣き相撲に女の子は参加できる?

泣き「相撲」というと、男の子のイメージがありますが、実際男の子の方が多かったですが、女の子の参加者も何名かみかけました。

化粧まわしも花柄や苺柄など可愛らしいものが多かったので、参加は男の子だけ!という雰囲気もありませんでした。

公式ホームページにも「女の子も参加できます」と明記されているので、このあたりは女の子・男の子気にせず参加できる様子でした。

泣き相撲の記念品

今回の泣き相撲でいただいた記念品を紹介します。

手作りのカブト

取り組み等で使ったカブトは持ち帰ることができます。
丈夫な和紙の折り紙製です。
頭の後は紐で大きさを調整することができるようになっています。

オリジナル番付表

横綱の部分に赤ちゃんの四股名が入った、特製の番付表です。

記念手形

赤ちゃんの四股名が入った記念手形です。
大きさはA4サイズです。

ご祈祷の授与品

ご祈祷が終わった後に授与品をいただけます。
石神井氷川神社のご案内や参拝に関するパンフレット、社報、お守り、おさがりをいただきました。

泣き相撲の費用

今回の泣き相撲の参加費用は、13,000円でした。

正直な話、一心泣き相撲は他の泣き相撲と比べて、参加費としては高い部類です。
ただ、内容や記念品などは他のところと比べてかなり充実しています。

私が泣き相撲を知ったきっかけは、北野天満宮の泣き相撲でした。
こちらは参加費が3000円。一心泣き相撲と比べると1万円の違い(!)
ただ、北野天満宮の場合、うちから現地まで行こうと思うと、交通費や滞在費等がかかり、結果的に一心泣き相撲よりトータルとしてはお金がかかってしまうことに。

泣き相撲に参加するときは、参加費のほかに、交通費や宿泊費なども考慮して考えないといけないですね。
うちの場合は、それに加えて長距離移動だと息子が泣き出したりあっちこっちに動こうとするのでそのことも考えると、都内で開催しているところを見つけられてよかったです。

一心泣き相撲体験レポまとめ

一心泣き相撲は、各地で泣き相撲を開催しているだけあって、流れがスムーズです。赤ちゃん連れには嬉しいですね。

他の泣き相撲と比べて参加費が高めでびっくりしましたが、本格的なご祈祷や兜や番付表に手形の記念品など内容はとても充実していました。
取組の前に力士さんとの2ショットや、四股踏みのときに家族写真を撮ってくれたりと心遣いもあり、良い記念になりました。

一心泣き相撲は、関東を中心に新潟、愛知、兵庫でも開催されているので、近くにお住まいならぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

>>一心泣き相撲公式サイト

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