1歳になる息子を連れて、新宿区四谷にある東京おもちゃ美術館に行ってきました。
「東京おもちゃ美術館」は、世界各国のおもちゃが集まる体験型のミュージアム。都心にありながら室内でおもちゃに触れて遊べるスポットなのでお出かけ先としても人気です。
赤ちゃん連れで楽しめるポイントをはじめ、混雑具合やランチ、アクセス情報をまとめました。
このページの目次
東京おもちゃ美術館への行き方・アクセス
東京おもちゃ美術館の最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」です。
2番出口から、新宿通りを新宿方面へまっすぐ。
「四谷四丁目東」交差点で左に曲がってまっすぐ行くと左手におもちゃ美術館(四谷ひろば)がみえてきます。
子ども連れだと、駅から徒歩7分くらいで到着します。
その他周辺の駅からの場合は、
- 新宿駅から徒歩25分
- 四谷駅から徒歩20分
- 新宿御苑駅から徒歩15分
- 曙橋駅から徒歩9分
くらいかかります。
いずれも新宿通りに沿って向かうのが道順としては分かりやすいですね。(曙橋駅をのぞく)
ベビーカーで向かう場合の注意点
おもちゃ美術館の最寄り駅は四谷三丁目駅ですが、非常にベビーカー泣かせな構造になっているので注意。
エレベーターがあるのは2番出口のみ。
しかし、 池袋・東京方面から四谷三丁目へ向かう路線の場合、そのエレベーターへ行くのに階段を使わなければなりません。
(荻窪・新宿方面から四谷三丁目への路線はエレベーターのみで行ける)
ベビーカーで四谷三丁目を利用する場合、行き・帰りどちらかは階段を避けて通れないという構造になっています。非常にやっかいです。
四谷三丁目駅の隣駅となる新宿御苑駅は双方向ともにエレベーターがあります。
なので、ベビーカーで行く場合は、行きと帰りのどちらかは四谷三丁目駅を利用して、エレベーターが使えない方面では新宿御苑駅を利用するのがいいかもしれません。
(例:荻窪・新宿方面からおもちゃ美術館へ向かう場合は、行きは四谷三丁目駅を利用して、帰りは新宿御苑駅を利用する。)
ちなみに、おもちゃ美術館内でのベビーカーの乗り入れはできないので、建物入口にあるベビーカー置き場に置いておくことになります。
おもちゃ美術館の混雑具合
私が訪れたのは7月の土日祝日。
お昼少し前に到着しましたが、結構な混雑っぷり。
チケットを購入する際、数人ほどの列ができており、若干の待ち時間がありました。
各スペースもけっこうな賑い。
人が多すぎておもちゃが触れない…というほどではないですが、スイスイ移動するのはちょっと難しいといったところ。
おもちゃで遊ぶ分には問題なかったですが、思ったよりも人が多いですね。
館内には小学生のお子さんも多くいるので、赤ちゃん連れだと移動で少し気疲れする感じはしました。
赤ちゃん連れの親御さんは行く前にちょっとだけ心積りしておいた方がいいかもです。
東京おもちゃ美術館で赤ちゃんが遊べるスポット
東京おもちゃ美術館で赤ちゃんが遊べる主なスポットは、1階にある「赤ちゃん木育ひろば」です。
0・1・2歳の赤ちゃん専用のスペースになっています。
赤ちゃん木育ひろばのおもちゃはほとんどが木でできています。
部屋の床も国産スギ材になっており、木の感触が楽しめます。
スペースの周囲にはロッカーがあり、荷物などはそこに入れておきます。
(スタッフさんから案内があります。)
木でできたトンネル。
興味津々で入ってゆきます。
木製のからくりおもちゃ。
大きいおもちゃは家だと置くスペースもないしなかなか遊べないですよね。
息子は夢中になって動かしていました。
ひろばの中はおもちゃが点在していて、そこで好きなように遊ぶ…という感じですが、中には赤ちゃんが1人で遊べるスペースもありました。
大きい籠のようなところに入って遊ぶ感じです。
狭いところ大好きな息子に好評でした。
赤ちゃん木育ひろばの中で息子が一番遊んでいたおもちゃがこれでした。
ミニスギコダマといいます。
おもちゃ美術館にはミュージアムショップがあるので、そこで買おうと思ったのですが、これは市販品ではありませんでした。
ひろばにあるミニスギコダマ は、作家さん達が余った木材で作ったもの。
スタッフさんいわく、 ホームセンターにある木材をやすりなどで削れば作れる代物とのこと。
ひろば前に、製作過程が展示されていました。
「やすりをかけていると木材の良い香りがするので、作るのも楽しいですよ」とスタッフさんは言っていたけれど、うん……^^;
木育ひろば内には、多くの種類の木でできた積み木がありました。
木の種類によって色や手触り、香りが変わるので比べてみるのもいいかも。
木の標本も展示されていました。
色々遊べる赤ちゃん木育ひろばですが、1日1回90分という時間制限があります。
赤ちゃんが夢中に遊んでくれるので、割とすぐ時間が経ってしまいますね。
赤ちゃんがおもちゃを舐めちゃったら・・・
赤ちゃんは何でも口に入れたがりますよね。
自分の子どもが施設のおもちゃを舐めちゃったら、もしくは、他の子がおもちゃを舐めたのを使ってしまったら・・・と抵抗を感じるママさんも多いのでは。
赤ちゃん木育ひろばには、舐めてしまったおもちゃを入れる専用箱が設置されています。
もし赤ちゃんがおもちゃを舐めしてまった時はこちらの専用箱に入れるとスタッフさんが消毒してくれます。
ひろば内にはスタッフさんがたくさんいるので、舐めたおもちゃは率先して引き取ってくれます。親としても安心ですね。
その他のおもちゃ美術館内コーナー
赤ちゃんメインではないですが、その他企画室などのコーナーを紹介します。
ミュージアムショップApty
世界各国から日本国内のおもちゃが豊富に揃うミュージアムショップです。
割と懐かしい昔ながらのおもちゃもありました。
おもちゃ美術館内で展示されているおもちゃも販売されています。
ミュージアムショップの前には企画展示もありました。
大人がみても楽しめます。
グッド・トイてんじしつ
おもちゃコンサルタントが選ぶ「グッドトイ」に選ばれたおもちゃが並ぶ常設展示室です。
実際におもちゃで遊ぶこともできます。
気になるおもちゃの遊び方はスタッフさんに聞けば教えてもらうことができます。
きかくてんじじつ
テーマ・企画ごとにコレクションが並ぶおもちゃ展示室です。
基本的には目で見て楽しむコーナーですが、時間によってはイベントが開催されます。
この日のイベントは「おくにこどばで昔ばなし」
手遊びなどもあり、赤ちゃん連れでも楽しめる内容でした。
おもちゃのもり
日本各地の職人さんの手による木のおもちゃが集うスペース。
広葉樹でできた20,000個のボールで作られた「木の砂場」があります。
おもちゃ美術館内で1番人気らしく、入るのに待ち時間が発生していました。
今回は時間がなくて中に入れませんでしたが、年齢層としては年中・年長組から小学生のお子さんが多い印象。
赤ちゃん連れだとあまり縁がなさそうです。
おもちゃのまち きいろ
ひらめきや発見を促してくれる「科学おもちゃ」やおままごと遊びができる「ごっこハウス」があるコーナーです。
科学おもちゃに息子も興味津々。
おもちゃが動く様子をジッと見つめていました。
おもちゃのまち あか
日本の伝統的なおもちゃが集うコーナーです。
昭和レトロな雰囲気。 親世代としては懐かしい気分になりました。
おもちゃのテーマによって細かく仕切りがされていました。
日本各地の人形が集められた展示もあります。
細かなおもちゃが多いコーナーなので、赤ちゃん連れにはおすすめできません。
息子はおもちゃに興味津々で手にとって遊びたがっていましたが、ビー玉などがあるので誤飲しないかひやひやものでした。
赤ちゃん連れは最初から避けた方がよいかもです。
ゲームのへや
オセロをはじめとした、世界各国のポードゲームやテーブルサッカーなどが楽しめるコーナーです。
こちらも小さいパーツがあるおもちゃが多いので赤ちゃんには不向きですね。
もっと大きくなってから再び訪れたいです。
おもちゃこうぼう
紙コップや牛乳パックなどを使って、みんなで親子一緒におもちゃを作るコーナーです。
ここで作ったものは持ち帰りできます。
年齢制限などは特にありませんが、 作るおもちゃをチェックしてみると、対象年齢は5歳~っぽいですね。赤ちゃんには縁はなさそう。
廊下にもおもちゃがあります
各コーナー(部屋)を結ぶ廊下や階段の踊り場にもおもちゃが設置されていて遊ぶことができます。
廊下に置かれていたそろばんの玉みたいなボードゲーム。
どうやら気に入ったようで、ルールは分からずともそろばんの玉を色々と動かしていました。
おもちゃ美術館でのオムツ交換や授乳できるスペース
オムツ交換
おもちゃ美術館でオムツ交換できるスペースは、「赤ちゃん木育ひろば」前になります。
オムツ交換台は3台あって、交換したオムツを入れるビニール袋とオムツポットはありました。
館外になりますが、出入り口近くのトイレでもオムツ交換することができます。
授乳スペース
1階「赤ちゃん木育ひろば」内に授乳スペースがあります。
カーテンで仕切られたスペースで、ひろば内のスタッフさんに声をかけて利用します。
おもちゃ美術館でご飯を食べることはできる?
館内での飲食は禁止になっています。
水またはお茶のみ、廊下にあるベンチで飲むことはできます。
また、受付を出て階段を降りた1階スペースに自販機とベンチがあるので、そこで飲み物を飲むこともできます。
おもちゃ美術館は当日なら再入館できるので、ランチなどでご飯を食べたい時は、一旦外に出て、周辺のレストラン等を利用することになります。
おもちゃ美術館周辺の赤ちゃん連れでランチできるお店
おもちゃ美術館周辺のランチ情報です。
赤ちゃん連れに特に人気のランチ店をご紹介します。
風~KAZE~
おもちゃ美術館から徒歩1分。
同じ通り沿いにあるカフェバーで、ランチはパスタやピザが食べられます。
外のボードには「離乳食持ち込みOK!ベビーカーでの入店OK!」と書かれており、お子様ウエルカムな雰囲気です。
- 営業時間:12:00~
Bistro W
「ホテルウィングインターナショナルプレミアム東京四谷」1階にあるレストランです。
四谷三丁目駅2番出口から徒歩1分、おもちゃ美術館から徒歩5分ほどのところにります。
こちらも離乳食の持ち込みOK。
ランチタイムで人気なのが野菜ビュッフェ。30種類以上のメニューが揃っています。
離乳食がある程度進んでいるならこちらを注文するものありかもしれませんね。
- 営業時間(ランチタイム): 11:30~14:30(L.O14:00)
- 定休日:無休
モスバーガー 四谷区民センター店
今回私がランチで訪れたのは「モスバーガー 四谷区民センター店」です。
先ほど紹介したお店はランチ開始が11:30~だったので、時間の都合によりモスバーガーを選択。
お店は区民センター9階にあります。
エレベータが2台あるので、そちらを利用します。
特殊店舗なので、オニポテやシェイク、ホットドッグ等の一部商品がなく、メニューが限定されています。
その代わり、新宿御苑が一望できるし訪れる人も少ないので穴場です。
四谷区民センター店のメニュー表
1歳息子へと注文したのがモスワイワイのチーズバーガーセット。
おもちゃがついてくるお子様向けセットです。
お子様用の椅子が2つあります。
ベルト等はないので、月齢が低い赤ちゃんだとちょっと心許ないですね。
私がいたときにもう1組赤ちゃん連れの方がいましたが、その方はベビーチェアベルトを使っていました。
昼前に訪れたのですが、人はほどんどいませんでした。本当に穴場です。
窓からの景色。
この日は曇りで眺めはいまいちでしたが、春の時期は花見などに良さそうですね。
- 営業時間:10:00~18:00
おもちゃ美術館の割引情報、安く利用するには?
東京おもちゃ美術館のチケットをもっと安く、割引価格で入手する方法をご紹介します。(2019年8月時点の情報です)
駅探バリューDays
「駅探バリューDays」は会員制の優待割引サービスです。
月額324円(税込)で全国140万件以上の優待特典を無制限に利用できます。
この優待特典の中におもちゃ美術館の割引があります。
おもちゃ美術館だけで月額分の元をとろうとすると、4人以上で利用しないと元はとれない計算ですが、優待の中には映画館や遊園地、スポーツクラブの割引もあるので、それらと併用すれば月額分以上の元は簡単にとれます。
割引が使える!おもちゃ美術館他のおすすめレジャー施設
- 横浜・八景島シーパラダイス
- としまえん
- 大江戸温泉物語
- ムーミンバレーパーク
おもちゃ美術館他でもレジャー利用予定があるなら、駅探バリューDaysの公式サイトは要チェックです!
>>会員制の優待割引サービス「駅探バリューDays」デイリーPlus
「デイリーPlus」はYahoo!が運営している会員制割引優待サービスです。
月額540円(税込)で、 新規会員登録すると最大2カ月分が無料となります。
割引の内容は、「デイリーPlus」も「駅探バリューDays」も どちらも同じです。
(どちらもベネフィット・ワンという会社が提供する「ベネフィットステーション会員限定クーポン」を利用しているため)
月額はデイリーPlusの方が高いですが、新規会員登録すると最大2か月の無料お試しができます。
継続したいなら「駅探バリューDays」 、とりあえず無料でお試しするなら「デイリーPlus」と使い分けるといいかもしれませんね。
dエンジョイパス
「dエンジョイパス」は、株式会社NTTドコモが運営している会員制割引優待サービスです。
月額540円(税込)で、 新規会員登録すると最大1カ月分が無料となります。
dエンジョイパスは先に紹介した2つのサービスと比べて優待数が少ないですが、最安値保証があるのが最大の特徴です。
最安値での特典が提供できなかった場合の通常特典との差額はdポイントにて補償いたします。
おもちゃ美術館の割引内容はいずれも同じですが、他の優待で最安値で利用できる点は大きいですね。
「優待は絶対最安値がいい!」ならこちらです。
フリマアプリ・オークションサイト
フリマアプリやオークションサイトを利用する方法もあります。
メルカリをチェックすると、優待券や年間パスポートが出品されていました。
2019年8月現在の相場は招待券1枚につき500円ほど。
出品があることが条件ですぐに売り切れてしまう場合が多いですが、一度チェックしてみるのもありですね。
おもちゃ美術館周辺のおすすめスポット
おもちゃ美術館周辺にある赤ちゃんが喜びそうなスポットも紹介します。
アンパンマンショップ
原作者のやなせたかし先生がつくったお店です。
店内にはアンパンマンの絵本やおもちゃ、洋服などのグッズがたくさん。
お店に入るとアンパンマンやばいきんまん達が迎えてくれます。
アンパンマンのおもちゃで遊べるスペースもあり、店内には常にアンパンマンの映像が流れているのでアンパンマン好きな赤ちゃんなら喜ぶこと間違いなしです。
- 住所:東京都新宿区舟町7ロクサンビル1F
- 営業時間:12:00~18:00
- 定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日がお休み)
- アクセス:四谷三丁目駅2番出口から徒歩3分
消防博物館
実際に使われていた消防車や救急車、消防ヘリコプターが展示されています。
ショーステージもあり、火事発生から消火までが映像と乗り物で楽しめます。
建物は10階建てビルで展望ラウンジもあり、かなり充実した施設です。
10階ラウンジにはオムツ交換スペースや授乳室もあります。
- 住所:東京都新宿区四谷3丁目10番
- 開館時間:9:30~17:00
- 休館日:月曜日(国民の祝日に当たる場合は開館し、翌日を休館)
- 入館料:無料
- アクセス:東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口直結
新宿御苑
大都会の中に広大な敷地面積を誇る庭園。
芝生や四季の花々が楽しめるので、天気の良い日のピクニックに最適です。
大きな休憩所やオムツ替えができるベビーシートが園内に14ヶ所と結構あり、赤ちゃん連れにも人気のスポットです。
- 住所: 東京都新宿区内藤町11
- 開園時間:施設利用・入園案内を参照(季節・施設によって異なる)
- 休園日: 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
- 入園料:一般500円、 小人(中学生以下)無料
- アクセス: 新宿御苑前駅出口2より 徒歩5分
まとめ
東京おもちゃ美術館の赤ちゃん向けおすすめスポットや割引情報、周辺のおすすめスポットなどをご紹介しました。
木のおもちゃがたくさんあって、館内には赤ちゃん専用の遊び場「赤ちゃん木育ひろば」があるので安心して遊べます。
室内で遊べる施設なので、梅雨のシーズンをはじめ、暑い・寒いなど天候が厳しい時期にもおすすめですよ。
周辺には子どもが夢中になれるスポットもあるので1日中のお出かけに利用してみてはいかがでしょうか。
東京おもちゃ美術館
- 住所:東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内
- 開館時間:10:00~16:00(入館15:30まで)
- 休館日:木曜日(2月と9月に特別休館日あり)
- 入館料:おとな800円、こども500円(6ヶ月~小学生)、おとなこどもペア券1,200円
- TEL:03-5367-9601
- 公式HP:東京おもちゃ美術館